『シャーペイのファビュラスアドベンチャー』が大好きという話

こんにちは、うぉるぱです。

 

今回は私の大好きな『シャーペイのファビュラスアドベンチャーについて語っていきたいと思います。

先日Twitterのスペースを使って「ディズニー映画ドラフト会議」という企画をフォロワーの方と行なった際に、私は10位指名でこの作品を選びました。

好きなディズニー映画の話をする時にこの映画は外せません。

 

今回は少しでもこの映画の魅力を知ってもらえるようにブログを書いていこうと思います。

一応ハイスクール・ミュージカルシリーズ(以降HSMシリーズ)も含めてネタバレありで書きますので、ネタバレが絶対に嫌だという方はぜひ観てからもう一度いらしてください!

 

 

基本情報

この作品はHSMシリーズのスピンオフとして、シャーペイを主人公に作られたディズニーチャンネルオリジナルムービーです。

公開の時系列としては下に示した通りで、公開順に見るのが個人的にはベストかと思います。

 

ハイスクール・ミュージカル 2006年

ハイスクール・ミュージカル2』 2007年

ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』 2008年

『シャーペイのファビュラスアドベンチャー 2011年

(※アメリカで公開された年です。)

 

現在ディズニープラスでも観ることができ、ディズニーチャンネルオリジナルムービーでありながら日本でもDVDブルーレイとして販売もされています。

 

ハイスクールミュージカル1〜3のシャーペイ

ハイスクール・ミュージカル(1作目)からシャーペイインパクトはとても大きいです。

ド派手でピンクだらけでかなり自己中心的ながらも嫌いになれない、むしろ彼女の魅力に取り憑かれてしまうそんなキャラクターですよね。

もし私がティーンの女の子であれば、あれだけ自分に自信を持てる女の子に憧れていたかもなと思ったりもします笑。

 

しかし、映画の中で納得がいっていないことがあるとすればヴィランの扱いです。

シャーペイは非常に魅力的なキャラですがあくまでもストーリーの中では意地悪な女の子で、広い括りで言えば悪役ヒール役と言った方が正しいかもしれない)です。

ディズニーチャンネルオリジナルムービーの悪いところであり一周回って好きなところですが、ヴィランの扱いがテキトー過ぎる側面があります笑。

さっきまですごい意地悪していたのに最後のダンスシーンではずっと仲良かったかのように一緒に踊っていたりすることがよくあり、対応が変わるまでの過程に関してもう少ししっかり描いて欲しいときっと多くの視聴者が思っていると思います。

HSMシリーズではメインキャラもそこそこ多い上、シャーペイ強キャラ過ぎるゆえに過程を描こうとすると尺的に長くなってしまうのは重々承知してます。

ただ彼女の心情まで深く描いてくれる作品が欲しいなぁという思いがあった中で、今回紹介すする『シャーペイのファビュラスアドベンチャーという作品の登場です。

本当にこの映画を作ってくださってありがとうございます。

 

そしてハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(3作目)でも少し気になってしまうところがありまして、それはシャーペイ高校卒業後の進学先です。

これもストーリーの中で落とし所が難しい部分ではありますが、シャーペイはジュリアード音楽院の奨学生を狙っていたものの結果的には奨学生にはなれず、地元のアルバカーキ大学の演劇科に進むことになります。

劇中では「I Want It All」という彼女のビッグドリームを歌う曲が登場しますが、それを見る限りはシャーペイという人物はこの進学先ではきっと満足できないだろうなと感じます。

卒業式で進学先が発表されるシーンで、彼女の表情が少し強がっている感じにも見えるのが少し辛いです…


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シャーペイは希望の大学に進学できなかったものの、誰よりも舞台の中心でスポットライトに当たってスターになりたいという明確な夢を持っていました。

だからこそ彼女の夢を叶えてあげたいという気持ちが大きくなりますが、その気持ちを実現できるのが『シャーペイのファビュラスアドベンチャーという作品です。

本当に作られるべくして作られた映画ですね。

 

夢を追いかける作品

全力で夢を追いかけている人を見るのが私はとても好きです。

夢の実現に向かって必死に努力している人はカッコいいですし、自分も頑張らなきゃという良い刺激をくれますよね。

パークのショーでも「ミッキーのドリームカンパニー」「ステップ・トゥ・シャイン」がとても好きで、ディズニー好きの方でも特にドリームカンパニーが好きな人は多いのではないでしょうか。


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マーガレットステラ・ルーがそれぞれ舞台に立つことを夢見て努力し、最後には夢に一歩近付くストーリーに涙腺が緩みます。

 

『シャーペイのファビュラスアドベンチャーシャーペイが夢を実現するために奮闘し、挫折し努力する過程が描かれています。

シャーペイが現実の厳しさに気付く様子は見ていて辛くもなりますが、大人になっていく様を見ているようで勝手に彼女の親の気持ちになります笑。

彼女の成長に関しては、今作ではアンバーという有名女優の役がヴィランとなっていて、反面教師として精神的に大人になる展開も良いなぁと思います。

 

そして夢の実現を完全に最後まで描かない点もとても評価できます。

この作品は初めての主演舞台の冒頭シーンエンディングを迎えます。

このようにこれから更に活躍していくだろうと想像が膨らむ終わり方が非常に好きで、先ほど紹介したパークの2つのショーも同じような終わり方をしています。

そしてエンディングで初めての舞台の幕が上がるという、終わりに始まりを持ってくる構成がとてもオシャレだなぁと思っていて、終わり方に関してはトップクラスに好きな作品です。

 

余談にはなりますが、ちょうど今日観た『イン・ザ・ハイツ』という映画も夢を追いかける映画で、やっぱり自分は夢を追う人が出てくる作品が好きなんだなぁと改めて実感しました。

ディズニー映画などのミュージカル映画が好きな方は絶対好きな作品だと思うので、『イン・ザ・ハイツ』もぜひオススメしたいです!

 

シンプルに曲がいい

HSMシリーズは言わずもがな全ての曲が良いんですが、『シャーペイのファビュラスアドベンチャーに登場する曲も最高です。

 

冒頭は「I'm Gonna Shine」という曲から始まります。

非常にシャーペイらしさ全開で、彼女の魅力がダダ漏れです笑。

シャーペイHSMシリーズで歌ってきた曲はライアンと歌っているものが多いので、意外とソロで歌っているのは珍しいんですよね。


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あとは地元の小規模めの会場でやっている微妙な安っぽさがちょうどいいです笑。

ハイスクール・ミュージカルに登場する楽曲の「Bop to the top」というフレーズが歌詞に入ってるのもとてもいいです。

 

オーディションで犬と一緒にパフォーマンスを披露する曲もとても可愛らしくてオススメの1曲です。

シャーペイが歌っている「My Boi And Me」ロジャーという男の子が歌っている「Me and My Girl」があり、どちらも同じ曲ではありますが微妙に歌詞などが違ったりするのもとても面白いです。

これはハイスクール・ミュージカル「What i've Been Looking For」シャーペイとライアントロイとガブリエラの2組が披露したことへのリスペクトにも感じるのでとても好きです。

ちなみにですがロジャーを演じているのは『グットラックチャーリー』にも出演していたブラッドリー・スティーブ・ペリーくんです!

 

そして先ほども少し言及したラストシーンに流れる「The Rest of My Life」という楽曲が1番好きです!

ディズニーの楽曲の中でもトップクラスに好きです。

舞台に立っている喜びを全身で表現しながら、これからも努力し続けて夢を叶えて行くという強い意志を持ったシャーペイを涙なしで見ることができません。

ディズニープラスの訳詞を書き起こしたので良ければご覧になって頂いて、歌詞からも伝わるシャーペイの魅力を存分に味わって頂けたらと思います。


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私の中で湧き上がる 血管の隅々まで

電気が走ったように 世界が変わる

道は開けた さあ出発よ

 

私の人生は今夜始まる

やっと自分の道を見つけた

行き先はわからない

でも信じて行くわ

しっかりとつかまって

進むだけよ これからの人生を

 

全力でやるだけよ 保証なんてない

チャンスをもらったら自分次第よね

狙いを定めるの 明かりをつけて

 

私の人生は今夜始まる

やっと自分の道を見つけた

行き先はわからない

でも信じて行くわ

しっかりとつかまって

進むだけよ これからの人生を

 

世界は舞台よ

私は自分の役を演じる

絶対に輝いてみせるから

 

私の人生は今夜始まる

やっと自分の道を見つけた

行き先はわからない

でも信じて行くわ

 

私の人生は今夜始まる

やっと自分の道を見つけた

夢を持つことですべて始まる

どんな未来が待っているの

さあしっかりとつかまって

進むだけよこれからの人生を

これからの人生を

これからの人生を

 

まだまだ伝えきれない魅力の数々 

シャーペイ衣装は常に完璧です。

お付きの人をやっている時も家で作業をしている時も、彼女は常にシャーペイファッションです。

心理的に辛い時でも常に自分を保っているのが彼女らしくてとても好きで、衣装担当の方は偉大だなと心から思います。

 

また今作の魅力は犬映画ということにもあります笑。

映画で犬を観るときはどちらというと実写よりもアニメーションで観るのが好きだったりするんですが、この作品の犬要素はとても好きです。

犬が急に喋ったりすることもなく、犬同士が恋に落ちて行く様をうまくSEなどを使って表現しているのが好きだったりします。

そしてストーリーの展開としても犬が重要な要素になっているため、犬の出演時間もそこそこ長く犬好きの方も楽しめると思います。

 

おまけにはなりますが、今作の1番最後にはライアンも登場します。

ディズニープラス版ではカットされているようですが、Youtubeには載っているのでぜひこちらも観てみてください!


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魅力はまだまだあると思いますがとりあえずこの辺で。

ぜひコメントなどで私はここが好きという点を教えていただけると嬉しいです!

 

最後に 

この作品はシャーペイという人物をもっともっと好きになれる作品であり、観ている自分達にエールをくれる映画だと思います。

彼女の夢に向かって突き進む姿を観れるだけでこの映画の価値があります。

もちろんディズニーチャンネルオリジナルムービーなので荒削りの部分もありますが、それを含めても私の中では好きなディズニー映画トップ10に入る作品です。

このブログを読んでもう一度観ようと思ってくださる方がいれば幸いです。

 

そしてこのブログを書いていて改めてHSMシリーズの偉大さも実感しました。

今はディズニープラスドラマシリーズも配信されていますが、まだシーズン2を観れていないので速く観なくてはと思いました笑。

また数年前に舞台版のハイスクールミュージカルを観に行った感想も書いていたりするので、気になる方がいればぜひ目を通してみてください!

waltorangejuice.hatenablog.com

 

読んでくださりありがとうございました!

ぜひまた次回もお楽しみに!