アラジンねたばれ感想(雑)

サラーム、うぉるぱです。
5ヶ月ぶりくらいにブログ書きます笑


今回は実写アラジンのねたばれ感想を書こうかなと思います。
ねたばれ含みますのでまだ見てない方はここらへんで一旦ブラウザバックして頂き、また見た後にお越しくださいませ〜

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私は字幕と吹き替えの両方で見てきました!
どちらもブラボーっていう感じでした!
またもう一回くらい見る予定なのであとで付け足すかもって感じでテキトーに感想書いていきまーす。


まず全体の感想としていくつか気になるところがなかったと言うと嘘になりますが、それが気にならないほどアニメーション版の良さをそのまま引き継ぎかつ新たな魅力を引き出してくれたかなと思います。


やはり見て思ったのはアニメーション版の時点でもう脚本が完璧なんですよね。
それをそのままのレールの上でやろうとすればいい話になりますよね。
気付いたらエンディングのところで泣いてました。
もちろんそんなに実写版って簡単な話ではないというのは理解していますが。


見る前は公開日よりも前に見た方でこれはダメだとか言ってたのを一定数見かけたので若干の不安はあったんですけども、そんな心配する必要もなかったですね。
メリー・ポピンズ リターンズ』の時も某お方がこれはあんまりかなとおっしゃってましたが、めちゃくちゃ好きでしたし世間的にも結構人気が高かったような気がします。


まぁそういうことなんで人の感想はそれぞれです笑
私のも気にしないでください笑


逆に次公開の『トイストーリー4』は批評家たちの評価がめちゃくちゃ高いので逆に怖いです…
ジョン・ラセターが関わった最後の作品だと思うのでいい作品になっていることを願います。


はい、それでは前置き長くなってしまいましたが本編について色々な観点から振り返ります。

 


キャスト


キャスティングに関しては申し分なかった気がします。
特にナオミ・スコットが最高でしたね。
彼女がディズニーチャンネルで出演してた『レモネードマウス』を見てから今作を見に行きましたけどとても素晴らしかったです。
『レモネードマウス』も素晴らしかった笑

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shes so gone ( lemonade mouth )

『レモネードマウス』でShe's so goneという歌を歌ってるのもとても上手いのでよければ聴いてみてください。


アラジン役見つけるのに苦労したみたいな話もありましたが、新人とは思えないほどいい感じだった気がします。メナ・マスードはこれからの活躍に期待ですね!


そしてなんといってもウィル・スミス。
彼にしかジーニーは無理だったのではというくらい役を自分のものにしててさすが大御所って感じでしたね。
ポスターとかが公開された時みんな青いウィル・スミスワロタwみたいな感じだったと思うんですけど、映画みたらウィル・スミスすげぇって多くの人が口を揃えて言ってましたね笑。


そしてウィル・スミスという大御所と仕事をした2人も、すごい良い刺激受けたみたいなことをインタビューとかでも結構言ってたのでウィル・スミス偉大だなと思いました。
それにプロモーション活動で結構色んな国飛び回ってたりしてたと思うんですけど、その時の振る舞いとかやっぱりウィル・スミスはめちゃくちゃいい人だなというのをとても感じましたね。


それに今回ウィル・スミスという割と日本人なら誰もが知ってる方が出てるということで、一般層も足を運びやすくWDJ的にも良かったのではないでしょうか。


そしてジャファー。
最初見たときちょっと若いしアニメーション版と結構違うなと思ったんですけど、ストーリーを知れば納得でした。
盗っ人育ち感がすごい出ていて結構好きでしたよ。


吹替に関しては山ちゃんすげぇに尽きます。
中村倫也さんの歌がちょっとやばいみたいなことも最初言われてましたが、生歌じゃない分にはまぁ許容という感じだったし優しい声も結構好きでした。
木下晴香さんはとてもうまかったので、やはりミュージカル映画の吹替はミュージカル俳優にして欲しいなと思いましたね。


ジャファー役の北村一輝さんは結構良かったとは思うんですけど、ジャファー役の人が割と顔の割に声低すぎない感じだったんで若干合ってなかった感はありました。
それは字幕見てから吹替見たのでそう思っただけなのかもしれないですけど、なんかちょっともったいなかったな感はありました。


ストーリーと曲


ストーリーに関して大きなアニメーションとの主な変更点は、ジャスミンの心情をより深く描きかつより自立した性格にしているということでしたね。
あと多少ジャファーも設定違いましたね。


アラジンの家にジャスミンが最初に来て話してる時にこの曲僕のお母さんも弾いてくれた!みたいなシーンがあって、おっとこれもしやミュージカル版みたいにアラジンのお母さんにスポット当たるのかなと思いきや当たらなかったですね笑
色々振り返ってみて掘り下げる内容が続編とかミュージカル版で分業できてるのがいいなと思いました。


(オリジナル版→アラジン)
ミュージカル版→アラジンのお母さん
続編2→イアーゴ
続編3→アラジンのお父さん
実写→ジャスミン、(ジャファー)


オリジナルがすごいからこそこうやって深掘りできるんですよね。
今回見て思ったけどやっぱり第2黄金期の時代のディズニー作品ってすごいわ。


曲に関してはジャスミンの心情を吐き出すようなSpeechlessが新曲として加わってましたけど名曲でしたね。


Naomi Scott - Speechless (Full) (From "Aladdin"/Official Video)
もちろんナオミ・スコットの歌唱力もすごいんですけど曲自体魂震えさせるものでしたね。
今回アラン・メンケンが『ララランド』や『グレイテストショーマン』の曲を手がけたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビと手を組んでやったそうですけど、天才同士が手を組むとやはりすごいものが生まれるんだなと思いました。
彼らも『アラジン』とかの第2黄金期見て育った世代だと思うので夢のような時間だったのではないでしょうかね。
彼らにまたディズニーミュージックを手がけて欲しいなと思います。


今回アレンジも色々と加わってましたが、ラップアレンジもウィル・スミスならではで非常にフィットしてましたし、差別的な表現から一部オリジナルと違うところがいくつかありましたけど全然違和感なくとても素晴らしかったです。


気になった点(いい意味で)


気になったのはアグラバーが海沿いの国家だということですね。
東京ディズニーシーにはアラビアンコーストがあるわけですけど、よく考えると海というコンセプトに無理やりくっつけてきた感があったわけですよね。
オリジナル版にはほとんど砂漠しか描かれてないですし。
ただ今回海や港なんかを描いてくれることでアラビアンコースト感を感じられて、日本人としてとても誇らしかったですね。
冒頭がダウ船のシーンとかだったのもシーによく行ってる日本人ならアラビアに引き込まれやすい気がしたのでとてもよかったのではと思います。


あとは!
個人的にとても嬉しかったのは!
ジャスミンがジャファーとキスをしなかったことですかね笑
アニメーション版でジャファーの気をそらすためとはいえジャスミンがジャファーにキスするシーンはなんか背筋がぞくっとしてあまり好きではないのですが、今回それがなくて個人的には良かったです笑


気になった点(悪い意味で)


少し悪い意味で気になってしまったことは、白人問題ですかね。
キャスト決定の時から白人の王子がでてくるとして批判的な声が多かったんですよね。
それはハリウッドで大部分を占める白人に役を与えるためだろという意見が飛び交ってましたね。
この問題は結構気になっていたので最初に見るときから気をつけて見てましたが、あまり良い印象は受けませんでした。


スカンランドのアンダース王子という役が出てきてましたけど、服装と国の名前から勝手に北欧系あたりにある国とかだと思ったのですが一応パンフレットには隣国と書いてありました。
比較的アラビア感が薄めであったのでもうちょっと何かできたのではということは思いますね。

割と笑わせるタイプの役ではありましたけど白人でやる必要性はあまり感じませんでした。


あとは結構多くの人が言ってたいましたが、ジャスミンが国を治めるほどの能力があるならパンを盗まないだろという点ですね。
これは本当に割と冒頭なので最後の方になれば忘れかけてはいますが、やはりちょっと違和感がありますよね。
世間を知らなすぎるのは仕方ないですけどジャスミンが登場してきてすぐの話なので、その前に抜け出してきてとかそういう展開をもうちょっとちゃんと描いていればまだいいのかと思いますけどそこらへんはしっかり描いて欲しかったなぁとは思います。

 
全体を通して


今作を批判してるのは一部のコアな人のみで、特に一般層からは高い評価がなされてる気がします。
ただそれで良いんだと思いますし、一般的な人たちが求めていたものを割とそのまま作ってくれたなという印象はあります。


批判してる人にはただのオリジナルアニメーション版の焼き回しじゃんみたいなことを言う人もいましたが、ほとんどそれで良かったと思いますし世間の求めていたものがそれだった気がします。


何でもかんでも実写というのは少しうーんって感じではありますが、今作は実写ならではの良さもうまく出せた作品だったかと思います。


改悪というのが少なかったというのが良かった1番の理由かもしれないですね。


まぁ結論何が言いたいかというと、オリジナルのアニメーション版を作った人たちがほんとにすごいという感想ですね。
アランメンケンにも頭が上がりませんね。


第2黄金期はほんとにすごい時代だったなぁと。
夏にはライオンキングの超実写がありますけど、あれにも少し期待をしましょう。


お読みくださり誠にありがとうございました。

これからまた少しずつブログ更新していきますね。

 

では今回はひとまずさようなら。